子育てで大切にしていることって、人それぞれですよね。
- 英語
- 公園遊び
- 勉強
- 読み聞かせ
- 生活習慣
親の数だけ、子育ての信念があります。
私が最も大切にしていることは、
【自己肯定感を高めること】です。

自己肯定感って具体的に何?どうやって自己肯定感を高めるの?
私が考える自己肯定感について以下の4つに分類して解説していきます。
- 自己肯定感とは何か
- なぜ自己肯定感を高めた方がいいのか
- どうやって子供の自己肯定感を高めればいいのか
- 自己肯定感を高めるために特に大切なこと
参考になれば嬉しいです。
自己肯定感とは何か
自己肯定感を辞書で調べればこう出てきます。
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である(引用元:Wikipedia)
ちょっと難しいので、私なりに説明すると、
だと考えています。
自分(自己)を「できる!(肯定)」する力です。
誰に言われるでもなく、自分に対して「自分ってすごいじゃん、できるじゃん、自分天才自分大好き」と思える力。
ではなぜ、子育てにおいて自己肯定感が重要なのか?
次に説明します。
なぜ自己肯定感を高めた方がいいのか
自己肯定感が高ければ、人生の時間が増えるからです。
どんなことがあっても自分を受け入れられる力=自己を肯定する力があることで、壁を乗り越える時間が大幅に節約できます。
ここでいう【壁】とは、辛いこと・悲しいこと・嫌なことを指します。
嫌なことがあった時に、次の一歩をどれだけ早く踏み出せるかって、すごく重要だと思います。
負の感情は心を支配しやすいです。
落ち込めば落ち込むほど、どんどん沼にハマっていきます。
負の感情は他人の時間も奪いますし、自分の体力・時間も大幅に削られます。
私たちの時間は有限です。
いつか、必ず終わりがあるもの。
時間に限りがあるなら、楽しいことが嬉しいことに費やしたいですよね。
不幸になりたくて生きている人なんて、いないはず。
嫌なことがあっても自己肯定感が高ければ、沼から抜け出すことができます。
辛いことがあっても、次のステップが踏み出せるのです。
マイナスの感情から早く抜け出すことで、時間を節約できます。
節約した時間は、自分の好きなことに使えるようになります。
負の時間が減り、楽しいことに費やす時間が増えるのです。
楽しいことに費やす時間が増えれば、自然と人生がいい方向へと進みますよね。
子供にも、良い人生、毎日楽しく笑って過ごしてほしいものです。
ではどうすれば子供の自己肯定感を高めることができるのか?
次に解説していきます。
どうやって子供の自己肯定感を高めればいいのか
即実行できることは、子供を褒めまくることです。
- 可愛いね
- 今日も大好きだよ
- 愛しているよ
- 大切だよ
- ずっとずっと、あなたが大事だよ
子供自体を褒めて褒めて肯定しまくります。
もちろん、行動を褒めても良いです。
- 勉強できてすごいね
- 足が速いね
- 絵が上手だね
ですが行動だけ褒めると、その行動をやらなくなったとき、自分の存在意義が曇ってしまいます。

絵を描かなくなったら、自分愛されなくなるのかな
行動だけを褒めるのでは、このような感情に陥ってしまう子供もいます。
子供の存在を褒める方が
「自分は生きているだけ、ここにいるだけで肯定されるんだ」
という強い肯定感が生まれます。
ですが、子供の自己肯定感を高める上で最も重要なことがあります。
次で解説します。
自己肯定感を高めるために最も大切なこと
自己肯定感を高めるために最も大切なこと、それは【子供の叱り方】です。
叱られている時や怒られている時、人は自分を否定されたと思ってしまいます。
- 自分ってだめなんだ
- 僕が悪いんだ
- 私がいけないんだ
このように、自己を否定しがちです。
否定は肯定の逆ですね。
叱られるたびに自分を否定する時間があれば、自己肯定感を低めてしまいます。
この時に注意したいのが、叱るときに子供の存在を否定しないことです。
- なんでやったの!
- だからダメだって言ったじゃん!
- もうやめてよ!
といった単発な言葉は、子供に伝わりにくいです。
どうして親が怒っているのか、単発な言葉だけでは伝わりません。
ですが、子供は大好きな親のために頑張って推測します。
推測した結果、自己否定を始めます。
自分がダメだったんだ、
自分が悪い子だからママは怒っているんだ、と。
でも、親はそう思ってないはず。
子供が嫌いで叱ってないはずです。
同じ失敗という行動をしてほしくないから、叱っているはずですよね。
この食い違いを避けるために、
ということを明確に伝えることがおすすめです。
- あなたが嫌いで叱っているのではないんだよ
- あなたの「行動」が嫌だった、してほしくなかったんだよ
と言葉で伝えることで、子供は少しずつ理解します。
「その行動に対して反省、謝れば大丈夫なんだ」と子供の思考に逃げ道を作ってあげてください。
叱られているとき、子供は逃げ場がなくて最終的に自分を責めだしてしまうからです。
- あなたが嫌いで叱っていないよ
- してしまった行動に対して叱っています
- 次気をつけよう
- もうやらないね
- (年齢や場面に応じて)謝る
怒られている時は自己否定しがちですよね。
ですがこのような流れで叱れば、子供は叱られている自分ではなく、その行動が悪かったことに気がつきます。
子供に「自分はダメなんだ」と思わせず、だけど叱る時はしっかり叱ることができるこの方法。
母として、日々実践しています。
終わりも明確に
終わりも明確に。
行動に対して反省したら、「ここで、叱りタイム終了ライン」を明確に示します。

お母さんまだ怒ってるかな‥
このように、いつまでも子供に気を使わせるのは、子供の大切な時間を奪っています。
上記でも解説しましたが、時間は有限。
親でも、子供の時間をマイナス方向に奪うことは良くありません。
子供が反省を示したらすぐ、
じゃあこの話はおしまい!よく頑張ったね、大好きだよ
と伝えて、叱りタイムが終わった合図を出すようにします。
もし親である私たちがまだ怒っている感情の中にいるのであれば、そう子供に伝えます(私もたまにやる)。
「あなたは悪くないけど、カカは少し落ち着くのに時間が必要だから5分間1人でいさせてね。何かあったら呼んでね」
このような感じで伝えることで、頭を冷やす時間を確保できます。
子供も、「自分のせいではなく、ママは単純に1人になりたいんだ」と考えてくれますよ。
まとめ|人生は有限
私が子育てにおいて一番大切だと思うことは「自己肯定感を高める」ことです。
このことについて解説しました。
なぜなら、自己肯定感が高ければ時間が増えるからです。
人生は有限。
楽しいことに大切な時間を使いたいし、子供にもそうしてほしいです。
自己肯定感を高めるには、日頃から子供の存在自体を褒めまくります。
特に重要なのが、「叱る時」。
子供の存在を否定しない叱り方を心がけ、お叱りタイムが終わったら必ず子供の存在を肯定する。
私も感情的に怒ってしまうことがあります。
そんな時は、その日のうちに、子供に謝ります。
「あれは言ってはいけなかった。本当はそんなこと思ってなかったのに、本当にごめんなさい」と。
子育てに即効薬はありません。
毎日の小さな積み重ねから、親子の絆が形成されます。
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