そう思う親は少なくありません。
ピアノは、習い事人気ランキングでは常に上位にあります。
親が全く弾けなくても子供には習わせたいと思うほど、ピアノが与える効果・影響は大きいのです。
そんなピアノの効果、そしてピアノが弾けない親でも自宅からお金をかけず教えられる始め方をご紹介します。
本記事を書いている私も、楽譜が読めません。
ですが、息子のピアノ体験教室に何件も行き、教え方のコツやポイントを洗い出しました。
幼少期、特に0-3歳頃なら自分でも教えられそうだなぁと思ったので、1つの記事にまとめた次第です。
小さなお子さんがいて、ピアノを始めたい・お金をかけずにピアノに興味を持ってほしいと思う方はぜひ参考にしてみてください。
ピアノが与える効果
まず、なぜピアノ教室が人気なのかを解説します。
簡単に言えば、子供の脳に与えるピアノの効果・影響がとても大きいからです。
もっと簡単に言えば、ピアノが弾ける副産物として賢くなります。

なんでピアノが賢くなるの?
ここについて、もう少し解説していきます。
音楽は脳へのご褒美
音楽を楽しむ脳の回路は、ご褒美をもらった時や嬉しいことがあった時、モチベーションが高い時に動く回路と同じだということが分かっています。
要は、音楽は脳へのご褒美といえます。
音楽は脳を喜ばせ、ストレスを軽減させ、感情を豊かにしてくれます。
こちらの書籍で、子供の音楽の影響についてより詳しく書いてありました。
脳が鍛えられる
音楽は、さまざまな音から成り立ちます。
幼少期から童謡や洋楽、邦楽、クラシックやなどの幅広いジャンルを聴くことで、耳が学習するのです。
単純に、世界が広がります。
子供の世界は、小さな頃からなるべく広げてあげたいと思うのが親ではないでしょうか。
教え方とコツ
ここからは、楽譜が読めない親でも(私)、子供にピアノを教える方法をご紹介します。
実際に私が実践していることだけをご紹介しますので、取り入れやすいことからあなたも実践してみてください。
とにかく褒める
ピアノを始めたての頃から、とにかく親が褒めましょう。
子供は、親に褒められることが大好きです。
褒められたら褒められた分だけ、上手に、得意になるでしょう。
初めのうちは、まだピアノが楽しいものなのか、苦痛なものなのか、分かりません。
親がたくさん褒めることで、ピアノや音楽が好きになります。
どんどん褒めて、ベタ褒めして、好きになってもらいましょう。
楽器は自宅に用意
おうちから始めるには、楽器が欠かせません。
子供がいつでも、楽器に触れる環境が、音楽に興味を抱いてくれます。
このような、電子ピアノでもいいかと思います。

でも置き場所に困る‥
そんな方には、知育おもちゃのレンタルサービス、イクプルがおすすめです。
子供の興味は、移り変わりが激しいですよね。
1ヶ月前に大好きだったおもちゃが、いつの間にか部屋の隅っこに置いてあるなんてこともしょっちゅうあります。
ですがイクプルなら、2ヶ月毎に新しいおもちゃが自宅に届きます。
そして何より、楽器系のおもちゃが豊富!
お届け例から確認すると、たいこやピアノもありました。
約3万円相当のおもちゃを、毎月2,490円から借りられるのは嬉しいですね。
他の楽器も、子供の興味につながります。
私はピアノの他に、木琴、子供用のギター、ラッパがあります。
子供は楽器が好きです。
音が鳴るだけでとても楽しそうにしているので、おもちゃ感覚で楽器に触れさせたいですね。
黒の鍵盤から
体験教室に何件か行きました。
どの先生も共通して教えたいと思っていることが、黒の鍵盤でした。
黒の鍵盤の、2つなのか3つなのかを、特に教えていました。
ドレミよりも、目に見えてわかるところからピアノの感覚を養うものだと考えられます。
教え方も共通していました。
2つ・3つの絵が描いてあるカードを用意します(ピアノによって枚数を調整)。
カードの絵は何でもいいです。
ある先生は2本のヒゲのおじさんと3本のヒゲのおじさん。
またある先生は、青リンゴと赤リンゴ。
私は、VとWを描いたカードを使っています(Vが黒の鍵盤2つ、Wが3つ)。
それを黒の鍵盤を上に置いていくのです。
ゲーム感覚でできますね。
お子さんの好きな絵を描いて、興味を持たせるのも大切ですね。
これを行うことで、指の場所やドの位置が把握できるようになります。
ゲーム感覚で、ぜひやってみてください。
1日5分でOK
最後に、一番大切なことを解説します。
それは、【子供に音楽を好きになってもらう】ことです。
自宅学習では、親が先生となります。
そのため、自分の子供には厳しくなりがちです。
ですが厳しく厳しく、音楽に向き合う時間になってしまったら、子供は音楽が嫌いになってしまいます。
私たち、おうちからピアノを始めたいと思う方の目標は、【子供に音楽を好きになってもうらうこと】です。
音大に入れたい、という目標ではありません。
「毎日30分必ずピアノに触る!」なんて目標は、子供が小さければ小さいほど、苦痛に感じてしまいます。
だけど、毎日ピアノや音楽に触れるのは重要。

なら、どうすればいいの?
1日5分でいいのです。
もっと言えば、3分でもいいのです。
子供が嫌がらない、楽しく音楽に触れる時間は親が判断し、その日ごとに調整していきましょう。
楽しく音楽に触れる時間が、幼少期のピアノレッスンで最も重要なことではないでしょうか。
まとめ|親子で楽しむ
親が楽譜を読めなくても、自宅でピアノレッスンの始め方をご紹介しました。
この方法で、私の息子(長男)は2歳8ヶ月からピアノを始めました。
とても素敵な先生に出会ったので、月に2回程度はピアノ教室に通っていますが、息子のピアノ時間は主に自宅です。
毎日ピアノや楽器、音楽に触ることで、少しずつ音楽に興味を持ってきたようです。
ふとした時に歌を口ずさんだり、急にひとりでピアノを弾き始めたり(鍵盤をバンバン叩くだけですが)。
ピアノを学ぶことでさまざまな効果があることは、先述しました。
息子もピアノを始めて、集中力がどんどんついてきています。
副産物も多いピアノは、幼少期の習い事として特におすすめです。
まずは子供が好きそうな楽器を、身近に置くことから始めることをおすすめします。
レンタルができるイクプルは、興味の移り変わりが早い幼少期にピッタリですね。
たくさんのおもちゃを最初から買うより、その子の好きなおもちゃを探すためにも、レンタルサービスはお得です。
衛生管理もしっかりしていて、おすすめですよ。
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