息子が生まれてからちょうど2年と半年が経ちました。
そしておうち英語を始めてから、2年半。
今回はこの2年半で、息子の英語力がどこまで向上したのかをご紹介します。
英語と日本語の環境にいるため、2歳頃まではほとんど喃語のみでした。
日本語も英語も、そこまでペラペラ話すことはありませんでした。
ですが、2歳の誕生日を過ぎた頃から急激に話し出しました。
語彙爆発です。
そんな2歳半の息子の英語力、現在の英語環境、好きな絵本、そして最近のチャレンジを順番にご紹介していきます。
参考になれば嬉しいです。
2歳半の英語力
日常英会話は、ほぼできます。
彼がよく使う英会話表現を並べてみました。
- That’s a good idea. それいいね!
- I don’t like it. 好きじゃない。
- I don’t want it. いらない。
- Can I have more -? もっと〇〇くれる?
- Can you come here to play with me? ここにきて一緒に遊んで?
- Wait a second. ちょっと待って。
- How about ..? これは?(自分がしたいことを提案するとき)
- Let’s go to -! 〇〇行こう!
- Don’t do that please. やらないで。
- That’s silly! おかしいね!
- I can do it. 僕ができるよ。
- How do you make/get it? どうやって作った・手に入れたの?
ざっと挙げてみただけでも、普通に英語が使えているのが分かるかと思います。
単語だけではなく文で答えることも可能なのが、素晴らしいです(親バカ)。
そして下記のように、英語と日本語の両方で理解している単語もあります。

What do you say Inu in English?
(イヌって英語で何て言うの?)

Dog!
そして交渉も、英語でどんどんしてきます。
自分が観たいアニメがある時に、お父さんがテレビを見ているとしましょう。
そんな時、息子はこう言います。

After watching this, it’s my turn! Ok?
(これ終わったら、僕の番ね。いい?)
親が話す英語を、ほぼ完コピして使えるのです。
2歳の頭脳、恐るべし‥。
日本語も、8割方理解しています。
日本語で聞いても英語で返すことが多いです。
彼から日本語を話すこともありますが。
先ほどの質問を日本語でしても、答えられるところがまたすごいですね。

犬は英語で何て言うの?

Dog!
こんな具合に。
英語環境
英語環境は、親のみ英語が使える・通じる環境です。
保育園には、日本の週1日通っています。
が、5月で辞める予定。
親は純日本人です。
お父さんは1ヶ月の語学留学経験あり、お母さんである私は留学経験なし。
どちらも英語教師をしています。
(主人はフル勤務・母はオンラインでパート勤務)
家での会話は極力英語です。
見るテレビ・聴く音楽・話す言葉、
なるべく聞く音の全てを英語にできるよう努力しています。
ですが、完璧英語!ではありません。
日本に住んでいる以上、それは不可能に近いと痛感しています。
親同士の会話は日本なので、多くの日本語が聞こえる環境にいることも事実です。
そして祖父母や親戚、保育園やお友達との会話は全て日本語です。
外国のお友達は、まだいません。
以上をまとめると、
好きな絵本
絵本は英語力をどんどん磨いてくれる、とても強い味方です。
好きなキャラクターができたり、興味・関心がある物事については絵本でもっと深く学びます。
そんな2歳半の息子が、最近特に好きな絵本を3冊ご紹介。
ほぼCurious Georgeですが、大人も楽しめる迷路本にもハマっています。
The Complete Adventures of Curious George
息子大ハマり中のジョージからご紹介。
日本語だと、【お猿のジョージ】で愛されているおさるさん。
こちらの本、なんと432ページという厚さに驚き!
辞書も顔負けです‥。
ショートストーリーで構成されていて、各回50ページ前後。
英語は中級〜上級。
読む側も勉強になります。
「2歳だと飽きてしまうかなぁ」という長さですが、お話の魅力と可愛いイラストに、息子は最後までしっかり聞いて楽しんでいる様子。
アルファベットも学べる回があったり、紙船を作る回があったりと、ストーリーも多種多様。
おやすみ前のベッドストーリーとして、最高の1冊です。
Curious George’s Dictionary
癒されるジョージのイラストとは反対に、内容は本物です。
1ページに6単語ずつ紹介されていて、単語数は約600語。
2歳には十分な語彙数で、知っている単語もあれば新しい学びもあります。
そして例文つきな単語が多いのがすごく良い。
そのため、どのような文で使われているのか、どんな時に使うのかが一目で学べるのも最高です。
親の勉強にもなっています。
始めは図書館で見つけて熟読していましたが、
内容と例文のクオリティ、イラストと全てにおいてレベルが高い1冊でしたので新しいものを購入しました。
ジョージと一緒に語彙力を伸ばせるなんて、とっても素敵ですね。
恐竜の迷路 化石がひらくナゾの世界
英語絵本ではありませんが、
学びが多い1冊なのでご紹介します。
お父さんと息子が一緒にハマっている1冊です。
こちらの絵本はとにかく内容が濃い!!
各ページには、
- 迷路×2
- かくし絵
- アイテム探し
のチャレンジが載っています。
2歳半なので迷路はまだ分かりませんが、アイテム探しがとにかく好きなようです。
ジッと見つめて、頑張って探している姿に成長を感じます。
様々な恐竜が学べるのも、語彙力につながりますね。
(恐竜の英語発音はかなり難しいので、親の勉強になっています…)
見れば見るほど、どんどん新しい発見が見つかります。
子供も飽きない1冊ですが、大人も一緒にハマってしまうこと間違いなしです。
内容が濃くて大人も楽しめるので、こちらのシリーズはもう少し揃えたいと考えています。
恐竜の他には‥
- 乗り物の迷路
- 動物の迷路
- 進化の迷路
- 宇宙の迷路
他にも様々なジャンルがありますので、あなたのお子さんがハマる1冊も見つかりますよ。
集中力を高めてくれるシリーズとして、数年間単位で楽しめる良書です。
最近のチャレンジ
最近は、アルファベットが完璧になりました。
大文字なら完璧に言えるようです。
そして次のステップとして、頭文字クイズを始めました。
日常的に、このような質問をするように心がけています。

What’s the first letter of dog?
(Dogの最初の文字は何?)

D!
何度も目にしている単語だと当てることができます。
DoorやBlippi(アメリカの教育系Youtuber)を答えられた時はビックリしました。
分からない時はヒントとして、
その文字の音を発音してみたり、
同じ頭文字から始まる他の単語を並べたりしています。
↓
例えばDだったらデュという音。
Door, Dolphin, Duck などなど。
やりすぎると息子が嫌になってしまうので、1日3〜4回程度にしています。
アルファベットが読めるようになったので、
少しずつフォニックスに移行していこうと考えています。
頭文字クイズはその一歩として活用しているところです♪
オンライン英会話(検討中)
ネイティブキャンプなどの英会話を始めようか検討しているところです。
というのも、親の英語力に限界を感じることが増えてきたからです。
親はネイティブではありません。
単語や文法を教えられるレベルで理解していても、ナチュラルに話すことは別問題。
イディオムやコロケーション、英検やTOEICに出ないような単語などなど。
英語講師として仕事をしている私たちでも、知らないことがたくさんあります。
そして息子にも、英語を話す場を広げられたらなと常々思っています。
現在は親しか英語を使う相手がいない状態。
2歳前後ならいいのかもしれませんが、親以外の人とも英語を使う環境にいなければ、英語を忘れることは容易でしょう。
英語を使う友達や先生がいなかったら、英語なんて必要ない、と思っても仕方ないですね。
これからどんどん成長するにつれて、親よりも友達優先になっていくのですから。
友達や先生、親以外の英語を使う相手を、今からでも少しずつ増やしていけたらなと考えているところです。
その一歩に、オンライン英会話を検討しています。
まとめ|ここからが分かれ目
2歳半の息子の英語力についてご紹介しました。
現在は親との時間が多く、英語が上達しているのを実感しています。
- 日常会話ができる
- アルファベットが読める
私は、これからがとても重要だと思っています。
- 彼の英語力をどうやって磨いていくのか
- 親以外の話し相手をどうやって作っていくのか
日本にいて、英語環境を整えることは極めて難しいです。
実際に2年半、おうち英語を実践して痛感しています。
言語は使わなければすぐ忘れてしまいます。
子供は大人より吸収は早いのですが、忘れるのもとても早いのです。

「3-4歳頃までは英語で会話ができたけど、そこから使わなくなって今は全く分からない」
私や主人の周りにも、こんな方は少なくないです。
それでも将来、英語が子供の大きな武器になることは間違いありません。
良い学校や良い企業に入れたりするだけではなく、
選択肢の多さがガラッと変わります。
情報の質・友達の幅・時間の使い方・遊ぶゲームまで、
英語が使えることによるメリットは計り知れません。
これが私と主人の目標です。
これからもおうち英語の情報をシェアしていきたいと思います。
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