この記事はこんな方向けです。
- 英検一次試験に合格した方
- スピーキング力に自信がない方
- 二次試験の攻略方法を知りたい方
今回は英検の二次試験においてとても大切なアティチュードについてお話します。
「英語あまり上手ではないけど大丈夫だろうか」
「発音とか自信ないけど心配だなぁ」
なんてお悩みはありませんか?
この記事では、英語力以上に大切なことをご紹介しています。
それはアティチュードです。
ここで言うアティチュードを簡単に説明すると、
試験を受ける態度です。
この態度が二次試験の合格を後押ししますので、
ぜひ攻略したいものです。
この記事では、3つのポイントと1つの注意点に注目して解説します。
3つのポイントは以下の通りです。
- 会話が全て採点されている
- 発音は気にしない
- 沈黙はNG
そして注意点では、
絶対使ってはいけないフレーズ
をご紹介します。
これを使うと不合格確実と言っても過言ではないほど、
英検面接試験においてはタブーとされています。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ポイント1.会話は全て採点されている
入室から退室するまで、
会話は全て採点されていると思ってください。
ここでお伝えしたいことは、
椅子に座ってからが試験ではないということです。
- 入室するときに必ず入っていいか聞く”may I come in?”
- 自分の名前をしっかり伝える
- 終了したらお礼を言う”Thank you.”
など、当たり前に聞こえるかもしれまんが、
これができていない方がとても多いです。
詳しい試験の内容は公式から確認してください^^。
(英検3級の試験内容ページのリンクです)
ここからは詳しく、
具体的にどうすればいいのかをご紹介します。
目を見て話す
目を見て話すことは、1番重要だと考えています。
英語の試験でも、
例えばこの2人、どちらが合格すると思いますか?
- 英語力は初心者だけど、
面接官の目をしっかり見てコミュニケーションを取ろうと努力する 人 - 英語力は中級者だけど、下を向いてボソボソ話す人
私は前者が合格すると思います。
面接官はロボットではないので(CBTは別)、
目を見て話すだけでとても印象が良くなります。
ぜひ目を見て話しましょう。
ハキハキ話す
目を見て話すことをしっかり覚えたら、
次に重要なことがハキハキ話すことです。
でもハキハキって、抽象的ですよね。
?ハキハキ話す人って、どんな方ですか?
思い浮かべてください。
私が思うハキハキ話す方の特徴は以下の通りです。
- 口を大きく開けて話す
- 話の強弱がある
- 、。の時に一呼吸置く
スピーキング力が1カ月で向上するかといったら、
それは難しいでしょう。
1日4時間以上、面接練習に当てる必要があります。
ですが、目を見てハキハキ話すことは今日からできますよね。
やらない手はありません。
ゆっくり話す
「目を見てハキハキ」ができたなら、ゆっくり話すことも重視してください。
ゆっくり話すことのメリットはこちらです。
- 落ち着いて会話ができる
- 日本語発音でも十分伝わる
- 次のことを考えながら話せる
特に2つめがとても重要です。
- 日本語発音でも十分伝わる
後に詳しく解説しますが、
ゆっくり話すことで発音が日本語っぽくても十分伝わるのは大きなメリットです。
英語初心者の方ほど、緊張して早く話しがちです。
ですが英語初心者の英語力で早く話すと、
何を伝えたいのか伝わらないで終わってしまいます。
伝わらないと結局、不合格です。
ゆっくり話すことで、
ゆっくり話すことにはメリットしかありません。
※ただゆっくり話し過ぎて、
「えー、あー、」
などが多すぎると減点に繋がりかねないので注意しましょう。
ここまでご紹介した、
「目を見て、ハキハキ、ゆっくり話す」を練習すれば合格への近道になります。

過去問を使用して、練習してね!
ポイント2.発音は気にしない
発音は気にしないで大丈夫です。
面接官が日本人であれ、外国人であれ、
ゆっくりハキハキ話すことで6-8割は伝わります。
日本人発音でも大いに結構。
伝われば問題ありません。
ここで大切なことは、
「
6-8割伝わっていれば合格です。
ポイント3.沈黙は絶対避けて
もし面接官の質問が分からなかった時、
1番避けたいことは「沈黙」です。
沈黙はできる限り、できる限り避けた方がいいです。
できれば沈黙は一切なく、面接を終わりたいです。
そのくらい「沈黙」はNGです。
沈黙がなぜダメか、
それは会話が止まるからです。
先ほどお話した通り、
試験は入室から退室の時までずっと採点されています。
もちろん、沈黙も採点されています。
沈黙は、減点の対象です。
沈黙はできる限り避けるように、
練習から意識しましょう。
沈黙を埋めるフレーズ
沈黙を作るくらいなら、以下のフレーズで聞き返したり、
Could you say that again?
(クッジューセィッダッタゲン?)
他にも様々な言い方があり、
他のサイトを見ると4-5フレーズご紹介されています。
ですが、全て覚えてその中から1つ選んで試験中に思い出して言うのは、
正直言って面倒です。
そして、
Sorry? やPardon?は簡単ですが、少し失礼に感じます。
上記でご紹介したフレーズは、
日本語でいう敬語に当たるフレーズです。
これだけ言えるように練習して、
時間稼ぎや聞き返す時にパッと言えるようにしておきましょう。
沈黙を避けるため│話し続ける
沈黙を避けるために覚えてほしいことが話続けることです。
英語初心者では、英語を話し続けることはとても難しいですが、
ここは練習です。
英検3級の二次試験時間は、
たった5分です。
5分間に黙読や相手の話しを聞く時間も含まれています。
そう思うと、少しハードルが低くなりませんか^^。
ここで重要なポイントは、
間違っても、話し続けることです。
例えば、
面接官の行っていることが分からなくて聞き返してもまだ分からないときがあるかもしれません。
その時がとても沈黙になりやすいです。
その場合、
面接官の質問を思い出して、何個か単語を思い出してみてください。
2つ、3つでいいのです。
そこからなんとなくでいいので、
どんな質問か予想してください。
もう一度言います、
間違っていてもいいのです。
その予想した質問に対して、自分の意見を簡潔に伝えましょう。
沈黙を作るより、質問と違う答えを離し続ける方が、
はるかに良い手段です。
間違っていても沈黙よりはるかに良い、
もしかしたら合っている可能性だってあります。
ぜひ話す姿勢を大切にしてください。
私も準一級の面接の時、
最後の一問が聞き返しても分からない場面がありました。
ですが話し続けて、「(質問はなんとなくこう意味だと予想して、)自分はこうこうこう思う」と返した記憶があります。
その試験の結果は合格でした。
面接官に「伝えよう」という思い、
注意点│絶対避けたいフレーズ
面接官の質問が分からなかった時に避けたいことフレーズは、「
英語ではこのようなフレーズです。
- I don’t know.
- I don’t understand.
こちらは沈黙と同等、
減点対象です。
なぜなら、何度もお話しますが、
会話は全て採点されています。
「分からない」と言うことは、
自ら減点を狙いに行くことと一緒です。
上記のフレーズ以外にも、
同義語である場合はそちらも避けた方が無難でしょう。
面接対策│まとめ
英検二次試験対策、いかがでしたでしょうか。
今回は英語力よりも大切な3つのポイントと、使ってはいけないフレーズをご紹介しました。
英語力は1カ月で劇的に変化することは難しいですが、
今回ご紹介したことは今日からでも実践できます。
- 目を見て、ハキハキ、ゆっくり話す
- 発音は気にしない
- 沈黙は避ける
使ってはいけないフレーズはこちらです。
- I don’t know.
- I don’t understand.
ぜひ参考にして、合格を目指してください。
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