
英検の試験方法ってたくさんあってよく分からない…
今回は、英検従来型、CBT、S-CBTの違いについて徹底解説します。
現在、英検を受験しようとすると、3つの受験方法があります。
- 従来型
- CBT
- S-CBT
これらの違いや、どんな方がどの受験方法が合うのか。
深く掘り下げてご紹介します。
記事の最後には、私が英検3級から準1級まで3年間で取得できた良質の教材をご紹介しますので、最後までご覧ください♪
英検│従来型
最初に、英検従来型についてご説明します。
ポイントは以下の通りです♪
- 1次試験と2次試験が分かれている
- 受験日程は年3回
- 申し込み方法は3つ
- 受験票は郵送
- 試験問題の持ち帰りOK
受験方法
まず大きな違いが、1次試験と2次試験に分かれていることです。
CBTやS-CBTは1日で4技能全てを受験しますが、
従来の英検は1次試験にリーディング・ライティング・リスニングがあり、
2次試験で対面の面接試験があります。
受験日程
そして受験日程が、年3回だけです。
CBTやS-CBTは毎週末実践されているので、ここは従来型が劣る部分ともいえるでしょう。
申し込み方法
申し込み方法は3つあります。
- インターネット
- コンビニ
- 特約書店
インターネットは、
英ナビ!、英検クイック申込、又は英検IDで申し込みが可能です。
コンビニは、
店内に設置してある機械で「申し込み券」を発行して、レジでお金を払う仕組みです。
特約書店とは、
「英検パンフレット(願書付)」の無料配付と検定料の受領を取り扱う書店です。
全国主要都市に約3500店以上あり、申込受付期間中は英検のポスターを掲示しています。
なお、一部に個人申込を取り扱わない書店があります。
引用:日本英語検定協会
ある特定の本屋さんで、英検の申し込みができるのです♪

家の近くに特約書店があるのかな?
探したい方は、こちらのリンクから「特約書店申し込み」欄から検索してください♪
受験票
従来型の受験票は、郵送で届きます。
SCBTや-CBTは、全てネットで申し込みなのに対して、
従来型は郵送です。
ネットが面倒と感じる方は、従来型をおすすめします。
試験問題の持ち帰りOK
最後に、どんな方が従来型の英検に向いているかをご紹介します。
- 試験問題を持ち帰りたい方
- 1次試験と2次試験に分けて受験したい方
試験問題の持ち帰りが許されているのは、従来型のみです。
持ち帰って復習に使いたい方には、従来型をお勧めします。
そして、気持ちに余裕を持って受験したい方や面接試験の練習は1次試験が終わってから別に取り組みたい方には、従来型が合っていると思います♪
英検│CBT
続いて、CBTの説明をしていきます。
ポイントは以下の通りです♪
- 1次試験と2次試験を1日で受験
- 受験日程は毎月
- 申し込み方法は1つ
- 試験は全て試験会場のパソコン
- 試験問題の持ち帰りNG
- 級数に限りがある
詳しく解説します♪
受験方法
CBTの大きな特徴が、1日で4技能全て受験できることです。
今までの従来型だと、
1次試験が終わってから1カ月後に合否通知が届き、
またその2週間後に2次試験、またその1カ月後に合否通知と、
1次試験から合格まで2カ月半程度かかります。

合格までの道のりが長すぎ…
CBTは1日で4技能を受験できるため、受験から約1カ月後に合否通知の連絡がきます。
時間を節約できるので、
次の級への挑戦も早めから対策ができますし、
早く資格が取りたい!と考えている方には、強くおすすめします。
受験日程
受験日程が3回しかない従来型と比べて、
CBTは毎月受験可能です。
ですがここで注意点があります。
CBTは、毎月受験できるわけではありません。
- 4月 5月 6月 7月
- 8月 9月 10月 11月
- 12月 1月 2月 3月
CBTは4カ月に一回、受験できます。
年3回受験できることは変わりませんが、
従来型やS-CBTとの併用が可能です。

受験回数を多くして、合格率をアップさせたい!
そんな方には、従来型とCBT併願をおすすめします。
申し込み方法
従来型では3つの申し込み方法がありました。
ですが、CBT、S-CBTの申し込み方法は1つです。
インターネットから申し込みをして、
受験票をご自身でダウンロード・印刷します。
ここが少し面倒な点ですが、
受験回数を増やしたい方やネットに抵抗が無い方でしたら、CBT受験がおすすめです。
パソコンでの受験
従来型の1次試験は筆記なのに対して、CBTは全てパソコンに入力する試験方法です。
- スピーキング
- リスニング
- リーディング・ライティング
こちらの順番で試験は進行します。
スピーキングはヘッドセットを付けて行い、
スピーキングテストが終わり次第リスニングテストです。
リスニングが終わればヘッドセットを外してリーディング・ライティングのテストです。
解答は全てタイピングで入力式なので、
パソコンに慣れていない方は従来型をお勧めします。

基本的な操作はできるけど、英語をタイピングするのだけ苦手…
そんな方にはS-CBTがお勧めです。
後ほど説明します♪
試験問題の持ち帰りNG
従来型は、試験問題の持ち帰りが可能ですが、CBTは持ち帰りできません。
パソコンでの試験ですので持ち帰るマテリアルがないのと、
CBTの問題は原則非公開となっています。

試験問題を持ち帰りたい!
そんな方には、従来型の試験をおすすめします。
級数に限りあり
CBT、S-CBTは級数に限りがあります。
- 3級
- 準2級
- 2級
- 準1級
こちらの4つのみです。
5級・4級・1級の受験を検討している方は、
残念ながら現段階では従来型の試験のみ受験が可能です。
英検│S-CBT
CBTに似た名前で、S-CBTという受験方法があります。
こちらはCBTとほぼ一緒ですが、2つだけ違うところがあるのです。
それは、ライティング形式です。
ライティングは選択方式となり、筆記型かタイピング型のどちらかです。
筆記型は、解答用紙に記述します。
タイピング型は、キーボードを使って解答を入力します。

CBTを受験したいけどタイピングができない!
そんな方にはS-CBTがお勧めです。
もう1つのポイントが、S-CBTは毎週実施されていることです。
(毎週の受験はできません)
試験日が多いのは、塾や部活、仕事や育児で忙しい方でも受験ができるので素晴らしいですね♪
まとめ
今回は、英検従来型とCBT、S-CBTの3つの違いについて解説しました。
目的やスケジュールに合わせて使い分けて、最短距離で合格を目指したいですね♪
近年ではネットを使える方が急増して、CBTやS-CBTの受験が増えている印象です。
CBTやS-CBTの試験で大きな特徴の1つでもある、
1日で4技能の試験は、とても大変です。
合格率をアップさせるためには、品質の良い教材は欠かせません。
英検受験対策の最高峰である旺文社の、
「英検でる順パス単」
「英検予想問題ドリル」
「英検全問題集及びCD」
等、準1級から5級までの全24種類の教材がまるごと収録されています。
私は旺文社の教材で、3級から準1級まで全て3年間で合格できました♪
今ではオンラインで英語講師をしていますが、使用する教材はもちろん旺文社一択です。
良質な教材は、合格までの近道を教えてくれます。
英語で言えば、旺文社は最高峰の教材です。
お子さんの合格のために、
ぜひ旺文社の恩恵を存分に受けて合格を目指してください♪
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