この記事はこんな方向けです。
- 英検3級を目指している方
- 英検3級のライティングを学びたい方
- ライティングの勉強の仕方が分からない方
- 時間がないけど戦略的にライティングを学びたい方
英検3級のから始まるライティング。

ライティングの勉強って、どうやって対策すればいいか分からない…
しかも、
もし他の分野で平均点を取れていたとしても、
ライティングが全く書けなかったら合格は難しいでしょう。
ですが、戦略的にライティングを勉強すれば、
合格まで最短距離で進むことは可能です。
今回は2017年から2021年の
ライティング過去問・計5年分を4つの分類に分けました。
- What から始まる質問
- Which から始まる質問
- Where から始まる質問
- Do you から始まる質問
この4つの出題傾向を解説します。
1つ1つの攻略方法も解説しますので、
ぜひ最後まで読んでライティング満点を目指してください。

出題傾向や頻度、コツを駆使して、
戦略的にライティング合格を目指しよう!
出題傾向は4つだけ
過去5年分のライティング過去問を見ると、
計14個の質問は全て、これらのどれかに当てはまります。
- What から始まる質問
- Which から始まる質問
- Where から始まる質問
- Do you から始まる質問
そして、出題回数も調べたところ、このようになりました。
Which ~? | Do you ~? | Where ~? | What ~? |
7回 | 3回 | 2回 | 2回 |
ということは、
この4つの出題傾向に慣れることでライティングで高得点を取ることは可能なのです。
しかも、
合格に近づくのですから勉強しない手はないでしょう。
What から始まる質問の対策
Whatから始まる質問が出題されたのは、過去5年間ではたったの2回でした。
- What city do you like to live? (2017. 第3回)
- What day of the the week do you like the best? (2019. 第1回)
過去5年分で2回ですので、これからも、「たまに」程度で出題されます。
ですが厄介なことが、Whatの問題が一番難しいのです。
自分で解答を1から考えないといけないからですね。

Whatから始まる質問が一番難しいよ!
ポイントは、
書きたいことを英語で書くのは、結構難易度高いのです。
英検準1級を目指している方でも難しく感じるスキルです。
書きたいことよりも、
「英語で説明できやすい理由」を選んでください。
なぜなら、
その方が英検合格にグッと近づくからです。
英検はライティングの問題だけではなく、4技能全てがまんべんなくできることが求められます。
簡単な英語でしっかり説明できれば合格へ近づくのですから、
ぜひ簡単に、簡単な文法・単語を使って書くようにしてください。

簡単な英語って、そもそもどうやって決めるの?
その方法は、
日本語で理由を4‐5つ書いてみて、その中から英語で書けそうな2つを抜粋してライティング項目に英語で書いてください。
頭の中だけで考えていても浮かびませんよね。
ぜひMEMOスペースに日本語で書いてみて、
英語で書きやすそうな理由を2つ選んでください。
- Whatから始まる質問が一番難しい!
- 書きたいことではなく、書きやすい理由を選ぶ
- 日本語で理由を書いてみて、英語で書ける2つを選ぶ
Which から始まる質問の対策
Whereから始まる質問が出題されたのは、過去5年間では最多の7回でした。
- Which do you like better, staying at home or playing outside? (2017. 第2回)
- Which do you like better, talking with your friends or talking with your family? (2018. 第1回)
- Which do you like better, nature or big cities? (2018. 第2回)
- Which do you like better, reading books or playing video games? (2018. 第3回)
- Which do you eat more often, rice or bread? (2019. 第2回)
- Which do you like better, swimming or skiing? (2020. 第3回)
- Which do you like better, hot weather or cold weather? (2021. 第2回)
1番練習する必要がありますね。
2018年の本試験では、3回ともWhichから始まる質問が出題されています。

Whichは過去最多!「比較」の文法は必ず勉強しよう!
比較級の勉強は3級ライティングで必須項目です。
例えばこんな感じ↓
- faster ↔ slower(早い・遅い)
- taller ↔ shorter(高い・低い)
- cheaper ↔ more expensive(安い・高い)
- colder ↔ warmer(寒い・暑い)
- more fun ↔ more boring(楽しい・つまらない)
このように、
比較級は必ず勉強しましょう。
これからも出題する可能性が大いにあるので、
勉強しない手はありません。
そして、テストにWhichから始まる英文が出た時に、
最適な比較級を使用できるように対策してください。
- 比較級の勉強は3必須
- 使える表現を増やしておこう
Where から始まる質問
Whereから始まる質問が出題されたのは、過去5年間で2回でした。
- Where do you want to do during the summer vacation? (2017. 第1回)
- Where do you like to go shopping? (2021. 第1回)
Whereから始まる質問で大きなコツがこちら。
Whereの質問は、場所を聞いていますよね。
その場所名を、日本語のローマ字でで書かないようにしてください。
例えばこちらの質問。
- Where do you like to go shopping? (2021. 第1回)
ショッピングで行きたいところはどこですか?
この質問に対してダメな解答方法はこちらです。
日本語由来の場所名をローマ字で書くのは避けてください。
英語のテストですので、日本語をローマ字で書いても減点対象です。
正解な解答は、このように書きます。
このように、
ちなみに、地名はローマ字OKです。

英語で書ける場所名を増やしておこう♪
- 日本語をローマ字で書かない
- 英語で書ける場所を増やしておく
Do you like(want)から始まる質問の対策
Whereから始まる質問が出題されたのは、過去5年間では3回でした。
- Do you like cooking for your family? (2019. 第3回)
- Do you want to study abroad in the future? (2020. 第1回)
- Do you often use a bike in your free time? (2020. 第2回)
2019年の第3回、2020年の第1回、第2回と、
ここで立て続けに3回Do you から始まる英文が出題されています。
Do you ~?から始まる質問に対しての解答方法は、
基本的に”Yes, I like(use, want)”から始めましょう。

肯定文の方が書きやすいよ!
もちろん英文を躊躇なく書ける方はYesとNoの意見を両方考えるのも良いですが、
時間がなかったり、2つ考えるのが面倒な方は最初からYesと肯定文に絞りましょう。
そして、アイデアが浮かばない時は友達や家族について書きましょう。
身近なものに視点を当てると、簡単にアイデアが浮かびます♪
- 基本的に”Yes, I like(use, want)”から始める
- 肯定文の方が書きやすい
まとめ│攻略方法はここに
今回は、過去5年分のライティング問題を4つに分けて、
解き方のコツをご紹介しました。
1度読んだだけでは、脳に深く刻まれていません。
何度も読んで、4つの出題形式に当てはまる問題が本試験に出てもしっかり答えれるように、
対策してください。

模範解答とか見て、もっとライティングの勉強がしたいなぁ…
そんな方には、
過去4年分の過去問の模範解答を解説した記事が最適です。
コメント