【書評・英語で一流を育てる】簡単に継続できる英語学習のメソッド本

おうち英語

【家庭で一流の英語力を磨くには、家庭円満が9割なのです】

そんな一文が冒頭に書かれている、こちらの書籍をご紹介します。

 

【英語で一流を育てる-小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法】

2020年から、小学校でも英語が正式な教科となりましたね。

さらに英検では、3級からのライティング課題が追加され、日本でも英語の必要性がどんどん増してきました。

 

そんな英語の重要性が高くなってきた今、自宅では何を教えられるのでしょうか。

どこから教えればいいのでしょうか。

 

塾に丸投げする前に、ぜひ考えてほしいです。

 

その答え、そして実用的な進め方が1冊にまとまった書籍を、今回ご紹介します。

 

英語教育の波が押し寄せる今、おうちから準備を進めましょう。

スピード重視

勉強を始める前に覚えておきたいことがあります。

それは、ダラダラ勉強させてはいけません。

 

子供が少しでも飽きてきたら、そこで勉強は切り上げましょう。

時間を決めて最後まで終わらせることは、子供の勉強嫌いにつながります

 

子供の集中力は年齢+1分と言われています。

それを参考に、課題はギュッとまとめましょう。

 

子供が勉強に飽きる1分前に、切り上げましょう。

 

貧乏ゆすりを始めたり、目を頻繁に擦り始めたり、飽きてきたサインが見られたらすぐに勉強を切り上げることが大切です。

 

そして、できたことはたくさん褒めてください。

おうち学習で一番大切なことは、「親子で楽しむこと」です。

英語で、学ぶ

英語を勉強する時に、日本語に訳すことは効率的とは言えません。

日本語を介さない学習が重要と、本書は語ります。

 

英語「を」学ぶのではなく、

英語「で」学ぶことがおすすめです。

 

大量の英語を聞き、たくさんの英語を音読する方が、英語力向上に直結します。

 

絵本を読んだ時、英語を聞いた時、英語でライティングをした時など、理解度は大雑把でかまいません。

日本語を介して100%の理解度を求めるよりも、より多くの英語に触れる機会を増やすことに時間を費やしましょう。

暗記、とにかく暗記

廣津留さんのメソッドでは、とにかく暗記を勧めています。

 

単語から始まり、文章を丸ごと暗記するのです。

文法勉強よりも、暗記を推奨されています。

 

その理由は、言語は単語から始まります。

単語をどれだけ知っているかで、英語力が決まるのです。

 

単語を覚えるには、暗記が必須。

暗記が必須な理由はここにあります。

 

とにかくたくさんの単語を目にして、何度も何度も繰り返し見ることで、記憶にも定着します。

ライティングも暗記量で差が出る

ライティングでも、暗記が大いに役に立ちます。

ライティングで大切なのは、どれだけのレパートリーを知っているかです。

 

暗記とそして、どれだけ多くの英文を見てきたか。

この2つで決まります。

 

単語の暗記に慣れてきたら、ぜひ文丸ごとの暗記に切り替えましょう。

英文を丸ごと暗記することで、文法も自然と身につきます。

 

単語と文法が身につけば、あとは自分の意見と重ねて書くだけです。

数をこなすことです。

 

音読は机に向かって書き取りするよりも、とても効果的な方法です。

暗記は、声に出してしっかり音読しましょう。

 

まだ書いて覚えている方は、ぜひ音読の暗記法をおすすめします。

家族の会話が英語も伸ばす

ここまでをご紹介してきましたが、最後に最も重要なことをご紹介します。

 

それが、家族の会話量です。

家族で会話をすればするほど、子供の英語力は伸びます。

 

なぜなら、子供は親が大好きだからです。

子供の成長には、親の愛情が欠かせないのです。

 

親にたくさん話を聞いてもらい、一緒にたくさん挑戦をして、膨大な会話を重ねることで、家族の絆がグッと深まります。

信頼感も高まります。

 

絆が深まるほどに子供はどんどん安定し、勉強にも自然と興味が出るのです。

  • とにかく褒めること、スキンシップをたくさんとること
  • 「〜しなさい」をやめ、子供のしたいことに挑戦させ続けること
  • 子供を信頼して、包容すること

 

これらのことが、子供の英語力の基盤となってくるのでしょう。

まとめ|教育は家庭から

今回は、【英語で一流を育てる-小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法】の書籍をご紹介しました。

書籍内では、もっと具体的な内容が書かれています。

単語の暗記方法や無料の動画、廣津留さんの娘さんが幼少期に読んでいた英語絵本まで、網羅的に紹介されています。

 

私の息子はまだ2歳ですが、参考になる章が大変ありました。

今すぐにでも取り入れたい内容が散りばめられていたので、早速息子と実践していきたいと思います。

 

著者である廣津留真里さんの書籍は過去にも紹介していますので、自宅での英語教育に興味がある方は一読をおすすめします。

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