今回は早期英語学習が本当に必要か?についてです。
私には(2021年1月時点)1歳4か月の息子がいて、私も主人も基本的に英語で話しかけています。
英語育児をしている中でよく言われるのが、

「言葉の発達遅そうだね」「脳内がごちゃごちゃしそう」
こんな声をいただきます。
むしろ、1歳の段階でかなりの語彙を理解しています。
1歳3ヶ月の理解度は過去記事にありますので、よろしければご覧ください。

子供は自分で整理する
この動画はチカさんの実体験をもとにお話されているので、共感と学びがたくさんありました。
親が語彙を制限するよりも、とにかくたくさん聞いて見て刺激を与え、整理するのは後からで十分です。
目や耳に慣れさせるのは幼少期から
英語の音に慣れるためには、やはり幼少期から英語が身近にある環境の方が圧倒的に有利です。
大人になってからフォニックスを学ぶより、幼少期の聞き流しの方がとても効果があります。
理由は、聞き慣れしているかしていないかです。
発音は聞いた量が元となります。
たくさん聞いていれば、学ばずとも自然と発音できます。
英語を自然と目に入れることも重要です。
日本では英語が自然と目に入る環境を探すのは難しいです。
ですが、おうちで単語を書いた紙を貼ったりポスターを貼ったりすれば子供の目に自然と英語が入ってきます。
興味を持つのは後からです。
まずは親が英語の環境づくりをして、子供の興味が出るのを待ちます。
親は日本語と英語両方使う
私たち親は、日本語と英語の両方を使うようにしています。
主人が英語で私が日本語、のような分担はしていません。
なぜかというと、息子の中で話しやすい方としか話さなくなるのを防ぐためです。
日本に住んでいると日本語しか基本的に使わないため、英語の必要性を子供ながらに感じて英語を話さなくなります。
これは、帰国子女の方に多く見られて、海外にいた時はその現地の言葉を話せていたのに、帰国したら忘れてしまったということも少なくありません。
これを防ぐために私たちは、息子が小さいうちからどちらの言語も話せるを前提に育児をしています。そうすれば、英語も日本語も同じように話し、使い分けができると思っているからです。
絵本も日本語と英語の両方を置いて、息子の選択で読むようにしています。

インプットだけではない教育法
アウトプットは本当に重要で、中学生頃から英語を習い始めた方は、どうしても学校教育の英語が全て、インプットだけになってしまいます。
ですが、日本の英語教育はアウトプットの機会がインプットに比べてどれだけあるのでしょうか?
英語をアウトプットする機会を学校の授業だけ補うのはほぼ不可能です。
その原因として、学校で教える英語は「使うこと」が想定されていないからです。
勉強のための英語、試験のための英語勉強は、実践ではあまり使えません。
インターナショナルスクールで働いていた経験とオンライン英会話講師で累計300名を教えた経験からすると、日本の英語教育はまだまだインプットに偏りがあります。
なので家庭教育はとても重要で、家庭教育が時間的に不可能の家庭でもオンラインで効率よく勉強できる環境を作ることが、お子さんにとってとても重要です。
もちろんデメリットも
早期英語教育には、もちろんデメリットもあります。
こちらの記事で紹介しているデメリットを一部抜粋します。

1日は24時間しかありませんから、仮に子供が起きている時間を単純に14時間とすると、7時間を日本語で7時間を英語で過ごせば、14時間全部をどちらか一方の言語で過ごしている子供に比べて、語彙の発達が遅れるのはある意味当然のことです。
当然の事実ですね。
このこともしっかり念頭に置いて、早期英語教育に取り組んでいただきたいです。
とにもかくにも、バランスですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英語を幼少期のころから取り入れるメリットについて話してきました。
もちろんデメリットもありますが、総合的に見れば幼少期からの早期英語教育はとても有利です。
ぜひお子さんの将来に大切な武器をプレゼントしてください。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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