この記事はこんな方向けです。
- おうち英語に不安がある方
- 早期英語教育の効果を知りたい方
- 早期英語教育を始めようか悩んでいる方
今回は早期英語教育について、
私の意見をご紹介します。
世間では早期英語教育はとても良い!という意見と、
必要ないという意見が入り混じっています。
結論から言うと、わたしは賛成です。
そして、早期英語教育=おうち英語大好きです。
賛成な意見も、私の個人的な感情や偏見など混ざっていますが、
そのへんはご承知おきください。
賛成の意見│全ては慣れのため
早期英語教育最大のメリットは、
「慣れ」にあると私は考えます。
英語を勉強すると最初の壁が、
「恥ずかしい」です。
英語話すのって、恥ずかしくありませんか?
私はめちゃくちゃ恥ずかしかったのを覚えています。
その羞恥心って、
物心ついて自分が何を話しているか理解して、
周りも何を言っているか理解しているいわゆる「賢くなった状態」から生まれるものだと思います。
賢くなると、恥ずかしさも覚えます。
なら、恥ずかしいと感じる前に「当たり前」にしてしまおうという考えです。
当たり前=慣れです。
慣れれば習慣化して、
習慣化すれば、恥ずかしさもあまり感じません。
こう考えています。
これが早期英語教育の最大のメリットだと思います。
言語学的に、や、脳の発達的に、などは置いておいて、
まず子供に英語を触れさせることによって得られる最大のメリットは、
英語への羞恥心を減らせることだと、私は考えます。
下記でもう少し詳しく解説します。
賛成の意見│英語慣れ
0歳から英語を聴き続けた子と、
小学校で英語を初めて聞いた子を比べたら、
どちらが英語に慣れているかは一目瞭然です。
小さい頃から英語に触れていることで大きくなってから、
これが大きな自信となるのです。
怖いことは「知らないこと」です。
知らないからやりたくないし、知らないから怖い。
英語を初めて話す時って、めっちゃ怖くありませんか?
私は18歳から英語を本格的に勉強し始めましたが、
初めて英語を話すのって怖くて恥ずかしかったです。
それは、「慣れてない」からです。
- 発音これでいいのかな
- うわ英語話している自分キモイわ
- 誰か笑っているよ絶対
英語を学ぶのが遅ければ遅いほど、
こんなことを考える傾向にあります。
(私もすごく思っていました)
ですが、
“Hello”だけ毎日言っていたら。
“I like bananas”だけでも言えたら。
私が息子に英語で話しかけ続けるのは、慣れの期待が大きいです。
賛成の意見│耳慣れ
耳慣れは、小さい頃が一番重要だなと感じます。
特に0歳から10歳頃までを「臨界期」と呼び、
この間が言語学習が一番吸収される時期なのです。
「臨界期」については、こちらのリンクを参考にどうぞ。
その期間に母国語だけではなく、
英語の発音も一緒に覚えてもらいたいのです。
自然とコロケーションや呼吸の場所、強弱などを習得できるのは、
この期間です。
大人になってから発音を学ぶのは無理、とは言いません。
大変です。
言語は、
耳で聞き取れて初めて、発音ができます。
耳が、会話の柱です。
早期英語教育=おうち英語で、
耳からしっかり育てていきたいですね。
早期英語教育│デメリット
もちろん、
早期英語教育に懸念点は存在します。
数ある中で2つご紹介します。
- 母国語への影響
- セミリンガル(中途半端)になる可能性
デメリット│母国語を習得するのが遅い
これはすでに実感していることですが、
息子は話し始めが少し遅いように感じます。
無理もありません。
1日に聞く会話量はだいたい決まっています。
日本語だけ8時間聞いているのと、
日本語と英語4時間ずつ聞いているのだと、
もちろん8時間聞いていれば習得も早いです。
2つの言語を聞いているので、
しっかり区別できていないことから起きる結果でしょう。
ですがこの問題は小さいときには如実に表れますが、
段々大きくなるにつれて薄まっていくと考えています。
大人になって「言葉の話し始めが遅いから~」
なんて言われることはほぼありませんよね。
そろそろ語彙爆発が起きて、
1日中話しているなんて日も近そうです。
そうなれば気にならないデメリットだと、
私が思います。
デメリット│セミリンガルになる可能性
セミリンガル(ダブルリミテッド)という言葉あります。
母国語・第二か国語どちらも日常会話レベルで、中途半端で終わってしまうことです。
少し長い記事ですが、セミリンガルについてこちらの記事が参考になりました。
それを避けるべく、
母国語確立・多読でしっかり補っていきたいです。
そして大きなポイントは、
バイリンガルを目指さなくてもいいことです。
バイリンガルを目指すなら、サポートする側にも膨大な情報と2つの言語を効果的に教えるスキルが必要となってきます。
その点おうち英語でしたら、
母国語の傍ら、遊び程度で始めることができます。
うちは主人も私もが英語講師でありますが、
それでも息子をバイリンガルに育てるのは難しいです。
YouTubeや話しかけ、読み聞かせで英語に触れ続けています。
やはり2つ以上の言語が混ざってしまうと中途半端に終わってしまうケースが多いようです。
中途半端にならないようにするためには、
おうち英語を始める際に保護者のサポートや正しい情報収集が大いに影響すると考えます。
第二か国語の環境は作らないとない
日本に住んでいれば日本語は何もしなくても聞こえてきます。
町を歩けば、公園に行けば、親戚に会えば必ず日本語です。
日本だから当たり前ですよね。
ですが英語はどうでしょう。
私たちは都会の方に住んでいますが、それでも英語の環境は皆無に近いです。
インターナショナルの幼稚園に入れるのも1つの手です。
それも親が決めますよね。
おうち英語もとても良いです。
教材をそろえたり、何をどう始めるかも親が決めます。
親次第なのです。
親が主体となって始めることが最も重要となってきます。
小さな子供に継続性を求めても仕方ないですから、
まずは親が主体的に取り組む姿勢が大切かと思います。
1歳8カ月の息子│おうち英語の現状
現状、息子は日本語と英語の半分半分で育っています。
親である私たちは英語日本語の両方で話しかけていますし、
もちろん外に出れば聞こえてくるのは日本語です。
おうちにいる時間は英語系YouTubeを見ていることが多いです。
1歳8カ月│英語を話す
最近になって、1日1つずつ単語を覚えるようになってきました。
今息子が話せる単語がこちらです。
- Yes!
- No, no
- More
- Please
- Fish(Finish)
- Da-da(Daddy)
最初は発音を真似するだけでしたが、
真似し続けることで意味と紐づけることができるようになっています。
こう見ると、息子にとって大切な単語からどんどん覚えていっていますね。
例えばPleaseですと、
- 抱っこしてもらいたいとき
- もっとテレビを見たいとき
などによく言っています。
Moreは、
- もっと欲しいとき
- もっと食べたいとき
に、主に使っています。
No, noは最近お気に入りみたいで、
何を聞いてもとりあえず最初にNoを言います^^。
1歳8カ月│理解している言葉は膨大
声に出して言えなくても、
理解している言葉の数は膨大です。
日本語・英語両方理解しています。
特にのりものの名前は親よりもずっと覚えていますし、
絵合わせカードの動物や食べ物はほとんど覚えています。
英語で、
「Can you give this to Daddy?」「これお父さんのところへ持って行って」
と伝えてもしっかり持っていきます。
あとは百科事典も大きな影響かと思います。
これをパラパラめくっていたり、
一緒に指さして読んだりすることで語彙力アップに貢献しています。
早期英語教育│まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は早期英語教育について、ご紹介しました。
英語は小さい時から、という意見と、
母国語を習得してから、という意見と二極化しています。
大切なことは、
- 一緒に楽しむこと
- バイリンガルを目指さなくてもいい
- 親は始めたらしっかり子供をサポートすること
このポイントをおさえれば、
おうち英語がとても充実した時間になるはずです。
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