息子のお昼寝時間が、私の読書時間です。
最近読んだ本の中から、おすすめの本をご紹介します。
今回おすすめしたい本はこちらです。
アイデアのつくり方
こちらの本、とても薄くてページ数はわずか100ページもありません。
ですが、アイデアについての知識がこれだけで学べます!
この記事を最後まで読んで、新しいアイデアを作ってみませんか?
それでは一緒に読み進めていきましょう。
スペルラトゥールとランチエとは?
この2つの単語は、フランス語です。
イタリアの社会学者 パレートさんによって書かれた「心理と社会」という本に登場する、人間のタイプのようです。
1つずつ英単語に置き換えてみていきましょう。
スペルラトゥールとは英語で、Speclative 投機的や思索的という意味があります。
つまり、好奇心旺盛という感じでしょう。
ランチエは、Stock holder 株主という意味のようですが、著者はこの単語を株主ではなく「いいカモ」と言い換えています。
スペルラトゥールに当てはまる人間は、経営や財政、あらゆる種類の発明にかかわるような、企業家や政治家、発明家。
ランチエに当てはまる職業は、型にはまった、言われたことだけをやる、「操られる側の人間」。
このように提言しています。
ここまで読んで、もうどちらのタイプがアイデアを作り出せそうか、お分かりですよね^^。
今まで世界を変えてきた人間は、スペルラトゥールタイプの人々と著者は言います。
私もこの点は大賛成で、これからの未来もスペルラトゥール側の人々によって支えられ、スペルラトゥール側の人々が世界を変えてくと考えています。
子育てでも同じことが言えます。
従来の子育て方法だけでは、未来を生き抜く知恵は足りません。
1+1=2になるだけではなく、
1+1=3にも、4, 5, 10にもなることを教えていくことが親の義務だと、私は考えています。
ではその方法、アイデアを作る方法を次に見ていきましょう。
これだけは覚えて!
方法を見ていく前に、とっても大切な1文を、本書から抜粋します。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもない
アイデアの根本は、これにつきます。
掛け合わせで、新しいものが生まれる。
とっても大切なので、もう一度抜粋します。
5つのステップ
アイデアを作る5つのステップはこちらです。
- 情報収集
- 情報を様々な角度から眺める
- 問題を放棄
- アイデアは、最も期待していないときに訪れる
- アイデアを世界に連れ出す
情報収集を徹底的に行います。アイデアが欲しくても、種となる情報が無ければ始まりません。
食べなければミルクは出ない牛と一緒。アイデアも、情報がないと生まれません。
それを様々な角度から眺めます。
自分が見たこともない角度から見ることも大切です。
そして段階3の、突然の問題放棄!
ここで自分が考えていることを一切放棄して、自分の想像力や感情を刺激するものに視点を変えます。例えば映画や美術館、読書、コンサートや音楽鑑賞といった感じです。
そうすると、自分が一番期待していないときに答えが、アイデアが訪れると、著者は言います。
そして一番大切なことは、そのアイデアを世に連れ出すことです。
自分の中だけで完結したり、できない理由を見つけてなかったことにしたりするアイデアは少なくありません。
ぜひどんな形にしろ、世に出してみて評価を受けたり意見をもらったりすることこそが、ここまで頑張ってきた甲斐があると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この5段階の方法は、
説明は簡単だけど実行が困難だと、著者は言います。
アイデアの構成を理解したらもう実行に移すだけです。
私も日々、たくさん考えて情報収集し、様々なジャンルの本を読み、その時を待っています^^。
こちらの記事が参考になれば嬉しいです。
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました。
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